お金を貯めたいのなら「節約」するのではなく「使い方」を変えよう


重要なポイント

お金をためたいと思うのであれば、その方法は大きく2つに別れます。メイク

1つは「収入を増やす」というもので、もう1つは「支出を減らす」というものです。
前者については、なかなか自分の意思で行うことが難しいため、やはり後者から考える事になる場合が多いでしょう。

それでは、支出を減らすという場合にはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。

こうした時、いきなり「節約」をすることで貯金を行おうとする人がたくさんいます。
もちろん節約をすることは貯金のためにも重要なポイントではありますが、これは「最初」に行うべきことではありません。
もっと効果的なことか初め、その後に行っていくことを検討するべき方法です。

それでは、「最初」に行うべきことは何なのでしょうか。
何よりも大切なのは、「お金の使い方を見直す」ということです。

生活をする上で必須となるようなお金については、見直すのは難しいでしょう。
例えば家賃を安くしようと思っても、自分で安くすることができるものではありません。
光熱費についても、やはり必要な分は必要となるものであるため、なかなか大幅に削るということは難しいでしょう。

重要なのは「必須ではないもの」に使っているお金を見直すことです。
例えば趣味のために使っているようなお金は、ある程度削ることができる部分があるのではないでしょうか。

ここでは3点例としてご紹介します。
まず1つめは通信費用です。
PC、スマホ、タブレット等、端末ごとに通信費固定で支払っているのであれば見直す価値ありです。
例えばですが、タブレットで電話は使用せず且つ自宅の中でしか使用しないという場合、PCのネットでWifiの契約をしていれば、同じWifiを使用できるので実質端末の本体代金のみで使用することができるのです。
また携帯電話会社のキャリアとの直接契約から、格安SIMへ乗り換えることで毎月の通信費を数千円に抑えることも可能です。

2つ目は、保険の料金です。
保険には、入院保険、死亡保険等、自動車保険など様々な種類があるため保険により加入の優先度も変わると思われます。
保険については解約をしなさいということでなく、保険会社や加入しているプランを見直すことで節約に繋がる見込みがあるのです。

例えばこのような形で加入から10年以上経過しているが一度も見直しをしていない場合、現代の家庭向けに入りやすく、お得なプランが新たに登場している可能性が非常に高いです。
保険会社も生活の多様性に併せて、加入者のニーズに応えるプランを作り続けているため、まずは現在加入している保険会社の説明を聞いてみること、また検討材料として、別の保険会社の説明も聞くことで、内容の比較をすることもできるでしょう。

3つ目は年会費がかかっている契約の見直しです。
有料のクレジットカード、ジムやショップの有料会員、雑誌の定期購読など、契約したままで活用できていないサービスはありませんか?
今後の利用を考えて継続すべきか、解約すべきか検討をしてみましょう。

入会する時は「週一回、絶対ジムに通う!」なんて意気込むんだけど、気づいたらもう何か月も行ってないってことあるよね。
ムダな出費を削減する17の実践 | ~節約物語~

こちらと同じ状況に陥っている人も多いのではないでしょうか。時に勇気を持って一度すっぱり辞めてみることも節約するためには必要です。
今回紹介した内容も一例ですが、一つ一つ勿体なさや無駄を省いていくことで、数万の節約に繋がる可能性があるのです。

なぜ浪費してしまうのか?

ただ、自分でも浪費をすることはいけないことだと思っていても、なかなかそれが辞められないという人も多いかと思います。

それでは、なぜ浪費をしてしまうのでしょうか、浪費というのは単純に我慢弱いために起こっているもの、というわけでもありません。
場合によっては「ストレス」の発散方法としてショッピングが利用されていることがあります。

普段仕事で忙しかったり、特に抑圧をされていたりする場合には、お金を使うことによってそれを発散していることがある、ということです。

この発散の仕方は人によって現れ方が違います。
場合によっては「食事」を多くすることによって発散をしているという場合もあるでしょう。

こういった場合、無理やり浪費だけを止めてもストレスを発散することができないため、他のストレス発散方法について考えることが重要になります。