家作りで失敗しないために
住宅の購入というのは、人生でも最大の買い物になる人が多いのではないでしょうか。
数千万円というような莫大なお金を掛けて購入するものであることを考えると、当然失敗するようなことがないようにしたいものです。
ただ、住宅の購入の際には「知っておかないと大きな失敗に繋がってしまう」ようなこともいくつかあります。
そこでここでは、注文住宅購入の際に是非知っておきたい基本的なポイントについて紹介します。
住宅において重要なポイントとなるのは「何処に作るか」ということです。
まずよく考えなければならないのが「普段の生活に適している場所であるかどうか」という点となるでしょう。
例えば出勤が必要なのであれば、出勤に掛かる時間をある程度短く抑えられる場所にしなければ、毎日かかる時間が長くなりすぎ時間の浪費に繋がってしまいます。
例えば東京にお勤めなのであれば、東京都内やその周辺のいわゆる「ベッドタウン」と呼ばれるような場所が選択先となるでしょう。
実際私も埼玉は浦和に住んでいますが、東京まではアクセスがしやすい環境となっています。
私は仕事柄あまり東京に行く機会は多くありませんが、毎日出勤があるという人でも埼玉ならばある程度生活がしやすいでしょう。
この他にも、大阪に出勤するのであれば奈良、名古屋に出勤するなら岐阜、というように、中心地から少し離れた場所に居を構えるのも1つの方法です。
中心地はどうしても需要が高く地価が高騰していることが多いため、物件購入に掛かる予算が大きくなってしまうためです。
「地域の選択」も重要なポイントではありますが、同時に考えておかなければならない点として「周辺環境の選択」があります。
会社へのアクセスだけではなく、普段生活をする上で必要となるような施設が近くに有るかどうかを確認しておかなければなりません。
例えば買い物をするためのスーパーやデパートがあるでしょうか。
他にも、人によって必要とする施設は違っていますが、自分の生活に取って必要となるものが近くに有るかどうか、あるいはあって欲しくないものが近くにないかどうかを確認しておくことは重要なポイントとなります。
「安全上の立地選択」も重要な要素の1つとなります。
日本は地震大国であり、同時に津波によって被害が出やすい島国です。
実際東日本大震災では多くの家屋が流され、多くの人が犠牲となってしまいました。
これらの被害は立地上の条件によって発生の確率に大きな違いがあります。
その為、安全に生活をすることができる立地なのか、ということについても把握し判断の材料とする必要があります。
これについては自治体が発行している「ハザードマップ」を見ると確認をすることができます。
より具体的に考える
立地を考えるのと並行して考えなければならないのが「予算」についてです。
ない袖は振れないと言いますが、基本的に住宅の購入は住宅ローンを利用することで「ない袖を振って」行うことになります。
ただ、その為にも頭金という元手が必要であったり、毎月の利息によって最終的な支払額が左右されたり、というような問題点が存在しています。
自分の経済力や今後の発展性などについてしっかり精査しながら、利用する住宅ローンの金額について考えなければなりません。
自分の経済力ギリギリの金額で住宅ローンの設定をしてしまうと、ちょっとでもトラブルがあると住宅の差し押さえをされてしまう危機があります。
ある程度経済的に余裕を持ってローンの構築を行うようにしなければなりません。
そしてもう一つ重要なポイントとなるのが「業者選び」です。
住宅の建築には多くの業者が関わることになります、例えば土地の販売を行う「不動産仲介業者」、あるいは物件の建築を直接担当する「工務店」などが代表的な例です。
特に物件の建築に於いて重要なポイントとなるのが「工務店」で、どこに頼むのかによって最終的な出来上がりにも違いが生じてしまう事が多くあります。
そのため、様々な工務店について情報収集を行い、効果的であると考えられる場所を選択するようにしましょう。
例えば私の場合は、こういった会社に頼みたい、というのがあります。
こちらの工務店はローコストで住宅を建築する際に適しており、自分の住宅の用途や目指す所などからも住宅の建築プランを相談することができるようになっています。
なかなか自分だけでは住宅のデザインなどについてもわからないことが多いため、相談をして決めていくことができる業者というのは非常に良いのではないでしょうか。
外観や内観、設備やオプションなど、一つ一つを決めていくことで最終的な物件の完成を目指すことができるため、ゆっくりと考えることができるのも魅力の1つだと思います。
自分なりの良い業者を見つけて、納得をして依頼することが住宅建築における重要なポイントとなります。