仲良くなりたいときに
皆さんは人と仲良くなるのが得意な方ですか?それとも苦手な方ですか?
私はどちらかというと人見知りで、あまり初対面の人と話すのが得意ではありません。
ただ、それでも時には「この人とお近づきになりたい」「仲良くしたい」と感じることがあります。
それでは、そんな時にはどのような会話術を使うと、「距離を詰める」ことができるのでしょうか。
会話の内容を考える前に、何より重要なのが「印象」です。
相手から「この人は話しやすい人だ」「この人は明るい人だ」と思ってもらえるかどうかが重要になります。
逆に怖い人だ、と思われてしまったり、嫌な印象を感じられてしまうと、その後どんな会話をしてもなかなか距離を縮める事は出来ません。
そんな印象において重要なポイントとなるのは、やはり明るい「笑顔」です。
といっても、不自然に満面の笑みでいる必要はありません。
ほころんだような顔でいると、それだけで人当たりが良く見えます。
笑顔でることで人の方から話をしてくれることがあります。
仲良くなりたい人がいた場合、あまり考え過ぎずにとりあえずにこやかな状態でいることによって話しかけやすい印象をつくることができるのです。
会話のテクニック
自分の印象をよく見せることができたら、今度は会話の内容についても考えてみましょう。
自分に取ってもそうであるように、相手に取っても初めはなかなか話がしにくいものです。
そのため、お互いが話がしやすいように会話の中で取り計らっていく事が重要になります。
会話のキャッチボールを成立させるために「次の会話に繋げやすい」会話の内容を心がけるようにしてみましょう。
相手に話をしてもらいやすいような話題を提供することが重要です。
基本的に男性も女性も、「自分が主導して話をする」のが好きなものです。
相手に主に話してもらえるような話題作りをすると、円滑に会話を運びやすくなるでしょう。
その為に重要なのが「相手の話を広げる」ことです。
例えば相手が「○○が好き」といった時、それに対して「自分は○○が好き」と返すのでは、発展性がありません。
まずは「○○のどんな所が好きなのか?」ということや「○○でオススメなのはどんなものか?」というように、もっと相手に話してもらえるように広げていきましょう。
そして一通り終わってから、今度は自分のことを話せるように流れを作っていくことで、お互いが自分の話したいことを話せるようになります。
また、話の内容的に、相手が何かうんちくのような話をした場合、その言葉をこちらがオウム返しをすると相手は話を聞いてくれていると捉えます。
「△△は、実は○○なんですよ」といった場合、「そうなんですか、○○なんですね」と繰り返してあげることでその話題に興味を持っているようにできるテクニックがあります。
相手との話を広げる際には、こちらの話で応戦するのではなく、相手にとって心地よい相槌を打つことも必要です。
自分が面白い話をつくらなくてはと焦るよりも、相手のことを知りたいという気持ちを素直に表現することで、無理をせずに相手と仲良くなることができるでしょう。