大学生の一人暮らしアパートと学生寮どっちが経済的?


大学生が一人暮らしをする場合、アパートなどの賃貸や食事付きの学生寮があります。
どちらのほうが金銭的な負担が少なく済むのでしょうか。
そこで、それぞれの費用を算出しどちらの負担が少ないかご紹介します。

アパートと学生寮どっちが経済的?

総額を考えると相対的に学生寮のほうがアパートより安くなります。
しかし入所する場所によっては学生寮のほうが高くつく場合もあるので注意が必要です。

一人暮らしにかかるおおよその費用から見ていきましょう。

一人暮らしの費用

大きく分けると家賃と生活費があります。

一人暮らしにかかる家賃

一人暮らしをしている大学生の平均家賃は月額5万3920円※です。
家賃は月々の支払いだけではなく、入居する際に敷金や礼金、仲介手数料、保険料などの初期費用を支払わなければなりません。初期費用はそれぞれ家賃1ヶ月分の場合が多く、総額で5か月分の家賃がかかると想定しておきましょう。
また、アパートの契約期間は2年間である事が多く、地域によっては更新料が必要です。
※全国大学生活協同連合調べ(2021年)

一人暮らしにかかる生活費

一人暮らしにかかる月々の生活費は月額7万1120円※です。内訳は食費が2万9000円、光熱費が9000円、通信費が9000円、交通費が1万1000円、娯楽費が8000円、日用品が5000円となっています。
※全国大学生活協同組合会調べ

学生寮にかかる費用

学生寮の場合、初期費用として入館費や保証金、管理費が必要です。入館費は学生寮に入館する際に支払います。保証金は館費不払いを保証するものです。管理費は共用部分の水道光熱費などに当たります。食事つきの学生寮の月額費用は館費や食費、光熱費があります。館費は家賃と同じく月々にかかる費用です。月額3~6万円ほどかかります。食費は朝夕の食事代です。光熱費は自分の部屋の電気代やインターネット利用料にあたります。

参考:信州大学(松本キャンパス)生のための学生寮・下宿|学生寮ドットコム